消えてゆく地上絵

 「Lines and Geoglyphs of Nasca and Pampas de Jumana」(ナスカとフマナ平原の地上絵)として、ユネスコへ世界遺産として登録されている。ナスカ研究の第一人者であるドイツ人数学者マリア・ライヒェ女史の手記では「The Line」と呼ばれている。
 地上絵を描いたであろう紀元前200年から紀元後800年のナスカ文化時代の人々は、その地上絵の全容を目にすることができたのだろうか。

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 現在の地上絵は、その一帯への自動車の乗り入れなどが原因となって、絵の一部に切り裂かれた跡ができ、破壊され消えつつある。また現代の人々によるイタズラとして”新たな地上絵”が描かれている。パルパなどでも新たな地上絵が見つかっているが、100年後経っても、この地上絵が残り続けることを願うばかりだ。

地上絵まめ知識
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