河邑 厚徳 (著), グループ現代 (著)
エンデの遺言―「根源からお金を問うこと」
 「モモ」や「はてしない物語」などを書いた著者、ミヒャエル・エンデ氏へのインタビューがきっかけとなって、著された本書。お金でお金が買えることや利子など、現代における経済活動では当たり前とされていることへの問題提起であり、グローバリゼーションやグローバルスタンダードという思想や行動は本当に必要なのか?を考えさせられる。エンデが日本のバブル期を目の当たりにしたら、なんと言うだろう。言葉にできない虚無感に襲われるのではなかろうか・・・などと感じた。純粋な価値交換のためだけのツールとしての地域マネーは、突き詰めると古き日本における”お互い様”っていう生活習慣に行き着くのかもしれないな。本当は価値交換システムなど不要な世の中のほうが、良いのかもしれない。今となっては後戻りできないが。
 まずはお金についての間違った認識を洗い流そうと思います。