Stay hungry, stay foolish.

2010年5月28日 日本でiPadが発売になりました。

マスコミ報道や夜を徹して並ぶ姿に関心はないですが、アップル社のマーケティングの上手さなのか、何も予備知識がなかった私も気になる。(正直欲しい!)
私は、その製品が斬新であればあるほど、その製品以上にそれらを世に送り出した人たちの苦労や工夫、熱意や失敗といった人間系の要素に強い関心があります。

今回のiPad発売のニュースを見ながら、アップル社のCEO スティーブ・ジョブズ氏のスピーチを思い出しました。

ジョブズ氏に対する印象は、過激な言動、仕事仲間や部下への厳しい姿勢、アップル社の創業者でありながら会社を追われ、のちにアップル社のCEOに復帰し、Mac、iPod、iPhoneといった斬新で革命的な製品を世に出したカリスマ。
(「現実歪曲空間」(Reality Distortion Field) という揶揄もあるけど・・)
また、これまでコピー天国だった音楽コンテンツ分野で、対価を伴って取引する基盤(iTune Store)をつくりあげたビジネス・リーダーという印象もありました。

2005年当時、私はまだ過激な面ばかりが強調された人物と感じていました。しかしジョブズ氏自身の生い立ちやこれまでの生き方といった個人的なことにも言及するスピーチを聞いて、私は感銘を受けたと同時に私が抱いていたジョブズ氏の人物像も変わったことを覚えています。
その内容が聞いているスタンフォードの学生に理解できたのかどうかはわかりませんが、誰よりも多忙なジョブズ氏がこれほどのスピーチをしたことにも感銘を受けました。
久しぶりにyoutubeで検索したら、和訳付きの映像を見つけたのでご紹介します。関心と時間がある方は、一度ご覧ください。(トータルで10分位)
きっとたくさんのことを感じられると信じます。

2005年6月12日 スタンフォード大学 卒業式
■part1

■part2

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Stay hungry, stay foolish.